2017年8月21日月曜日

カザベラ・ジャパン誌連載「定石を打ち破る」

カザベラ・ジャパン誌874号が送られてきました。今回は「定石を打ち破る」と題した論考を書かせて頂きました。メインテーマは16世紀マニエリスムの建築です。個人的に、マニエリスムに漂う知的な印象は1980年代のポストモダニズムのおかげだと考えています。だって、マニエリスムの造形が知的で、その後のバロックの造形がそうでない、っていうのは歴史的に見ておかしいですから。そんなわけで、マニエリスムを語るのにはポストモダニズムが欠かせない。当然、論考の締めには建築家イソザキが出てくるのです。この記事のためにわざわざつくばセンタービルを再訪しました。学生自体に見たときの印象とはまた違って見えました。どう違ったかについては、カザベラ誌を御覧ください。